英語の教え方

How to teach

英語の教え方

マンツーマンで教えますので、ひとりひとりのニーズに合わせて教えることが出来ます。語学習得の速度は、ひとりひとりで異なります。特に中学生以上の場合「リスニングは得意だけれど、文法は嫌い」「読み書きは得意だけれど、リスニングや会話は嫌い」「長文は嫌い」「英語自体が嫌い」等、それぞれの状態が異なりますので、得意な部分はより伸ばしつつ、不得意な部分を無くしてゆきます。

小学生には

フォニックスと文法と会話を並行して教えます。
フォニックス(phonics)とは、アメリカの子どもたちが耳で聞いて覚えた母国語を読んだり書いたりできるようになるために使われている方法です。私が使っている「松香フォニックス研究所」の教材を作られた松香洋子先生の本によれば、アメリカの子どもたちは、5歳までには日常生活に不自由しないくらいに「聞いたり話したり」できるようになりますが、「読み書き」を習得するには、その後8~9歳くらいまでかかるそうです。その期間にフォニックスが使われているのです。
フォニックスは、日本語とまったく違う英語の発音を理解するのに良い方法です。規則性があまりないと思われている英語のスペリングの75%に、実は規則性があるので、その規則性を「英語学習の基礎」として覚えるのに、非常に役に立ちます。
文法と会話については、育伸社のi-kids ENGLISHと松香フォニックス研究所のテキストWE CAN! を使っています。

中学生には

基本的には、教科書を中心に教えます。「疑問詞のある疑問文」「助動詞」「不定詞」「動名詞」「受動態」「分詞」「関係代名詞」等の新しく学ぶ文法を教える際には、「どう教えたら生徒たちにとって分かりやすいのか」と考えながら工夫を重ねてきた方法で教えます。生徒たちには、この塾専用のノートを用意してもらい、説明を書き取っていただきます。生徒たちが過去に学んだ内容を忘れてしまった場合には、このノートの出番です。「ああ、そうだった」と、すぐに思い出すことができます。問題集も、教科書に沿ったものを使います。

理解が速い生徒や特に英語に興味を持った生徒の場合には、学校の進め方より速い速度で学習を進めてしまう場合もあります。中学3年で英検2級に合格した生徒もいます。

中学2年生の3学期頃から高校受験を意識した取り組みを始めます。それぞれの力に合わせて、文法の苦手な単元は何度でもくり返し復習し、加えて、長文読解・英作文・語順整序・対話文読解・リスニングなど「ここは苦手だ」と感じる部分に対して集中的に取り組み、苦手感を解消します。そうすることで英語全体の力を上げて、志望校を目指していただきます。

高校生には

入学時から来ていただいた場合は、1年~2年の1学期の期末試験までは、学校の予習や復習を手伝いますが、その後は大学受験を意識した取り組みを始めます。「単語力」「文法力」「長文読解力」の3つを同時に伸ばしてゆかないと、英語の力はつきません。1年生で学んだ文法を何度もくり返して復習しながら、ひとりひとりが持っている「興味」に沿った長文を読んでもらいます。たとえ英語で書いてあっても自分にとって興味の持てる内容であるとき、生徒たちは「この先には何が書いてあるのだろう」と好奇心がかきたてられ、予習にも力が入ります。嫌いだった長文に「はまった」生徒は数多く存在します。

高校の途中から来ていただいた場合は、初期に文法の復習を集中的に行います。その後は、やはり、ひとりひとりが持っている「興味」に沿った長文を読んでもらいます。たくさん本を読んでいる生徒は、取り立てて勉強しなくても国語ができるのと同様で、ひたすら興味の持てる長文を読んでいると、いつの間にか英語の力もついているものです。

中学生同様に、英語が得意な生徒や将来英語を使う職業に就くことを目標にしている生徒には、学校の進度よりかなり速い速度で教えます。高校3年で英検準1級を取得した生徒もいます。

リスニングは、随時、対処いたします。不得意な場合は苦手感を解消します。得意な場合も高いレベルの教材を用意してありますので、かなりのレベルまで力を伸ばすことができます。レベルの高い教材で1年間頑張ってもらったら、ある時に「耳に穴が開いたかのように」英語が聴き取れるようになり、フライト中や外国の空港での放送がきれいに理解できて感激した生徒もいました。

特殊な大学を受験するためにSATやTOEFLを必要とする場合も、対処いたします。

成人の方には

ひとりひとりのニーズに合わせて、「会話」「リスニング」「英作文」「長文読解」「中学レベルの英語の復習」「高校レベルの英語の復習」「大学および大学院受験のための英語力回復」「ビジネス英語の基礎」等、対処いたします。20歳代後半から受験勉強を始めて30歳で獣医学部に合格し、獣医師として活躍している女性もいます。